ryuki_04のブログ

MUPでの学びをOUTPUT

【🐰限定LIVE Process Automation Mechanism】

今回も🐰限定LIVEをまとめていきます。

テーマはProcess Automation Mechanismです。

横文字ばかりで難しいと思わずに、頑張って行きましょう!

 

PAM戦略とは

 

まず、Process Automation Mechanismとは、行動の自動誘導という事です。

PAM戦略と言われます。

 

もう少し説明すると、外部刺激なしに、自主的行動の自動化という事です。

これができると、何か商売を始めた際に、Manegement、Sales

Marketing、Presentationが不要になります。

 

例:整頓 という張り紙

 

皆さんは学生時代や会社で整頓といった張り紙を見たことはないですか?

一度はあるともいますが、果たしてその張り紙通りに整頓ができていましたでしょうか?

 

おそらく多くの人は、張り紙には気も留めなかったと思います。

 

では、本棚や書類棚をイメージしてください。

整頓という張り紙だけが貼られている場合は気にせずどこにでも収納してしまうと思いますが、背表紙が絵になっていて、1から順に並べると一つの絵になる形であればどうでしょうか?皆さんその通りに並べないですかね?

 

これは自動的に行動を操られているのです。

 

子供に対しても同じです。掃除しなさい、ごみ箱へ捨てなさいと叱ってもあまり効果がありませんよね?そうではなくて、ごみ箱をバスケットゴールにする等で遊び感覚を味合わせれば、自然とゴミを片付けますよね?

 

トイレでも男子便所で飛び散りを防ぎたかったら、一歩前へと張り紙をするのではなく、トイレに的を作る事で自然に防げます。

 

このように自動的に行動をさせる仕組みをビジネスにも流用できれば、売り込まなくても勝手に売れるという事です。

 

要するに、人間は言われてもやらないし意識しないのです。

ではどうするか?

自主的な行動作りが重要なのです。

 

これができたら100万円給料UP ⇒ これはあまりやらない

これが出来なかったら100万円没収 ⇒ 必死になってやる

 

こういった施策ができているかで、強気の経営ができるかどうかになります。

 

イソップ物語の北風と太陽

イソップ物語をご存じでしょうか?自分もこの講義を聞くまでは正直よく知りませんでした。。内容としては、北風と太陽が実力を争う為に、ある人のコートを先に脱がせれたら勝ちという条件で勝負をする話です。

結果的には北風は吹けども人はコードを抑え、むしろ厚着をしてしまいましたが、太陽はカンカン照りにする事でコートを脱がす事が出来ました。

 

つまり、狙った行動を行う為の環境や仕組を作るという事です。

 

ここで整理をします。

 

行動マーケティングと行動誘導の整理です。

過去に行動マーケティングについても学びましたが、それと今回の行動誘導は違います。【🐰限定LIVE MONETIZATION】

 

行動マーケティング ⇒ 行動を予測してその行動の中に施策を打つ事

※コンビニのレジ横の募金箱 ⇒ 会計後の小銭が邪魔なので募金をする

 

行動誘導 ⇒ 行動を作る事

※音が鳴る募金箱 ⇒ 財布を出して募金をする

 

このように違いがあります。

 

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PAM戦略は①物理的仕掛け+心理的仕掛け=PAM完成です。

ではそれぞれの仕掛けを学んでいきましょう。

 

①物理的仕掛け

アナロジー戦略・・・1言で100理解する事

※アナロジーの意味は借りてきて組み合わせる事
 斬新なアイディアも既存のアイディアの組み合わせがほとんど

 

物理的トリガーを掛ける事で行動を作ります。

 

例:ビーチでビールを売りたいとします。

 

まずは氷のグラスを無料で配布します。そうするともらった人たちはキンキンに冷えたビールが飲みたくなります。するとビールが売れるのです。

つまりビールを売りたいならビールを売らない、ビールを買う仕組みを売るのです。

 

心理的仕掛け

心理的トリガーで行動を作ります。

Duality of Purpose・・・共通目的にもう一つの選択肢

 

例:ビールを売りたいとします。

 

ビールをセルフでついでもらい、入れる線ピッタリで入れるとミックスナッツ無料でプレゼントという企画をします。するとみんな楽しみながらごくごくビールを飲みます。またピッタリできた人へのミックスナッツも少し塩辛くしておきます。するとさらにビールが飲みたくなります。

このように、需要を作ってぐるぐる回すのです。

 

ですが、世の中の施策はこの様施策となって無い事が多いです。

 

以下の図を見てください。よくレストランや居酒屋でポイントカードを作ったりしていますが、それは人の目的と間違った施策となってます。

 

ビールが飲みたいという人に対してポイントカードは目的が一緒ではないですよね。

目的が違う施策は全て邪魔になります。

 

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 ではどのように組み合わせて使っていくのか、美容院を例に見ていきましょう。

 

実際の使用例

 

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まずは物質的トリガーで美容院の受付に頭皮チェッカーを無料でおいておきます。

そうすると多くの人は試したくなりますよね?試してもらった後、このような頭皮は注意といった情報を近くに置いておきます。すると同じような頭皮の方は不安になりますよね?

そうしたらその横にLINEで3分の対策動画を配信していますので登録を登録を促します。登録した人へ動画を配信し、その動画でインスタのアカウントも紹介します。

 

このように施策を打っていくと、お客様をずっとリテンションできたり、値上げにつながります。

 

つまり以下の世になります。

いままでMUPで学んだ事で全て対応できるのです。

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ではどのように自分の事業に取り入れるのか、そこを最後学んでいきましょう。

 

事業への取り入れ方

 

それはズバリ、スキャンパーを使います。

スキャンパーとはオズボーンのチェクリストというアイディア発想手法を改良して提唱されたフレームワークです。

 

スキャンパーはSubstitute(代える)、Combinc(組み合わせる)、Aduapt(適応する)、Modify(修正)、Put to other uses(他の使い方)、Eliminate(削除する)、Revers,Rearrange(逆転、再編集)の頭文字をとっております。

48の質問リストを使ってアイディアを創出するのです。

 

AMPER Questions(出典:『creativity UNBOUND』 ※翻訳は筆者ら) チェック
Substitute(代える、代用する) S1)代用可能な部分はどれか  
S2)何を代わりに使うことができるか  
S3)ほかに誰を含めることができるか  
S4)ほかにどんなグループを含めることができるか  
S5)代わりにどんなプロセスを使うことができるか  
S6)代わりにどんなマテリアル(モノ)を使うことができるか  
Combine(組み合わせる) C1)何を組み合わせることができるか  
C2)ブレンドする(混ぜ合わせる)ことはできるか  
C3)どんな種類のアンサンブル(取り合わせ)を使うことできるか、創ることができるか  
C4)部分同士を、どのように組み合わせることができるか  
C5)目的同士を、どのように組み合わせることができるか  
C6)アプリケーション(応用方法)同士を、どのように組み合せることができるか  
C7)マテリアル(モノ)同士を、どのように組み合せることができるか  
Adapt(適応させる) A1)これは、ほかのどのような考えを思い付かせるか  
A2)何かほかに、これに似たものはないか  
A3)過去に似た状況はないか  
Modify(修正する) M1)さらにTwist(ひねり、コトの意外な曲折)を加えることができないか  
M2)その意味あいを、どのくらい変えることができるか  
M3)色や外形を、どのくらい変えることができるか  
M4)サウンド(音、騒音、音声)を、どのくらい変えることができるか  
M5)何を加えることができるか  
M6)高さ・高度をどれくらい増やせるか  
M7)重さをどれくらい増やせるか  
M8)強度をどれくらい増やせるか  
M9)頻度をどれくらい増やせるか  
M10)価値をどれくらい増やせるか  
M11)何を減らすことができるか  
M12)何を縮小することができか  
M13)何を簡素化することができるか  
M14)控えめに言うことができるのは、どんな部分か  
M15)サイズをどれくらい小さくできるか  
M16)重さをどれくらい軽くできるか  
Put to other uses(ほかの使いみち) P1)そのままで、何かほかへ使えないか  
P2)もし一部を変えたら、新たに生まれるほかの用途は何か  
P3)ほかにどんなマーケットが受け入れるか  
Eliminate(省略する、除去する) E1)何を、取り除くことができるか、省略することができるか  
E2)ある部分がない時、どうやって実行するか  
E3)何を犠牲にできるか  
E4)あげてしまえるものは、何か  
Rearrange(再調整する) R1)ほかに、どんなパターンが使えるか。  
R2)ほかに、どんな配置が使えるか  
R3)ほかに、どんなレイアウトが使えるか  
R4)何を交換できるか  
R5)何を置換できるか。言い換えられるか。  
R6)何を、再結合できるか  
R7)逆にしたらどうなるか  
R8)上下逆さまにしたらどうなるか  
R9)内外を裏返したらどうなるか  

 

 

 まとめ

①行動をしっかり観察

②物質的トリガー、心理的トリガーを48の質問を使ってブラッシュアップします

③3C、ULSASにてメディア戦略

④リテンションのサブスクへ

 

最後まで御覧頂きありがとうございました。